« 知恵の木の実 | トップページ | ど、げ、ざ »

2006年11月 1日 (水)

ハロウィンの死

ごご、ごめんなさい。すっかりお留守になっとりました。
えっと、催促もらった芝居ネタも、すっかりタイミングを外してますが、じゅんぐり消化する予定でございます。少々お待ち下さいませ。

さて、ちとたまには、ブログっぽい記事でも書いてみようかなと。

 

ここしばらく、ヨーロッパ系の民俗関連を調べ物してまして、ちょうどタイムリーにハロウィンの由来とか追跡していたんですが。
最近はすっかり日本にも浸透してきたハロウィンですけど、実は歴史的には非常に新しいお祭りなんですね。

 

いや、元々の祭りの原型は大変古くまで遡れるんですよ。紀元前ヨーロッパ、イギリスからフランスにかけて広がっていたケルト文化、ラ・テーヌ文化あたりを追っかけておりました。
自分でもとても好きなモチーフであり、またヨーロッパ文明の源流を理解するには外せない文化でもありますので、今後とも勉強したいなと思ってますがね。

調べてみて意外だったのは、現在のハロウィンとは、実はあんまり関連性がないなあということでした。

かぼちゃ大王や仮装行列、Trick or Treatのハロウィンは、アメリカで作られたイメージなんですね。確かに言われてみれば、いかにもショーウィンドウ向けのネタという感じ。
ということで、ルーツとも言えるフランスでは、すっかり廃れてしまっているそうです。

「ハロウィンは死んだ」フランス、反アメリカの潮流 
[パリ 31日 ロイター]

私個人としては、こういう物を売るための年中行事も結構好きなんで、フランスのアメリカ・アレルギーも何だかなあという気がしないでもないですが。日本の朝顔市とか酉の市とかお中元お歳暮とかも、みんな似たようなもんですしね。

それよりハロウィンの原型と言われるサムハイン祭が、あんまりにもお盆に似てるので、そういうことがもっと広まると面白いのにとか思ってしまいました。

ハロウィンには死者の国から、祖先の霊が家に帰ってくるのだそうです。それを迎えるためにかがり火を焚き、おもてなしのための特別な食べ物を用意する。
キリスト教がヨーロッパを染め替えるより以前の文化なので、そういう古い風習は、意味付けが逆転して魔除の為の、とされることも多いようですけど。黄泉の国から帰ってくる異形のモノたちを、受け入れるか、拒絶するか、それこそが文化の違いというものなんでしょうが。
盆踊りのお面と、ハロウィンの仮装が似てるとか言ったら、飛躍しすぎかしら。ケルト文化はギリシア由来のインド・アーリア系といわれているので、このルーツが一緒だったりしたらば、もっと面白いですが~。

 

ハロウィン

出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋

 
ハロウィーン(Halloween)は、キリスト教の諸聖人の日(万聖節)の前晩(10月31日)に行われる伝統行事。諸聖人の日の旧称"All Hallows"のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになった。

ケルト人の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられたものとされている。ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。これらから身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。

 

ハロウィン. (2006, 11月 1). Wikipedia, . Retrieved 05:48, 11月 1, 2006 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3&oldid=8579440.

|

« 知恵の木の実 | トップページ | ど、げ、ざ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ハロウィンの死:

« 知恵の木の実 | トップページ | ど、げ、ざ »