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2006年8月 7日 (月)

世界ふしぎ発見 ギリシア

そしてタイムリーにギリシアつながり。毎週同じ時間に同じテレビ番組を見る、ってのが出来ない人間なんですが、この番組だけは、結構マメに見てるかもしれない。長寿番組だけあって、各回のコンセプトがちゃんと考えられてるというのが、好みなんですね。

日立世界ふしぎ発見!
第972回 ギリシャ 紺碧のエーゲ海に古代の楽園を見た!!
2006/08/05(土)21:00~

迷宮文様という言葉には聞き覚えがありましたが、目で形を見てさらに面白かったです。やはりああいうものは、実物、もしくはそれに出来るだけ近いものを見てみないことには、イマジネーションが働かないということなんだな。名画の実物を見ないと、話にならないのと同じようなことかなと。やっぱ一見というもののインパクトは大きいものだ。

クレタ文様とケルト十字の同源説をどこかで見たと思うのだが、あながち語呂の問題ばかりとは言えないのかもしれない。確かにあのデザイン性はとてもよく似ている。海上交通を考えれば、地中海とアイルランドは、私たちが決め付けているほどには、遠くはないのかもしれない。陸のケルトも存在するしね。

そして。迷宮のミノタウロス。常々思ってたんだけど、旦那が神様を怒らせて、何故妻が呪いを受けるのよ。つーか、海の神ポセイドンが女神説ってのも、あったような。えっと、つまり、三角関係…。
半獣半人の説話は世界各地にあると思うが、怪物って決め付けられているものは、意外に少ない気がするんだけど。蛭子神のようなものか。大体、アリアドネは自分の兄貴を退治する手助けをさー。赤い糸の伝説が、一気に現実ちっくになってしまう気がしますよ。

フェンネル=マラトンとは思わなかった。フェンネルという言葉の語源にも何かあったような気がしますが。ハーブが生活の中に生きているというのは、伝統的ヨーロッパの生活を残している地域では、やはり当たり前のことなんでしょうね。その文化の中から、魔女たちが生まれてくる。いや、復活というべきなのかもしれないが。イタリアの錬金術、薬学、後の化学の基礎の部分は、こうした伝統的薬草知識から発生すると考えてもいいのかな。

青と白が好まれるというのには、何か由来があるのかしら。ま、あの海を見れば青は納得はいくのだが、白、という色は古代においては、なかなか難しいものがあったかと思うのですがね。日本的に言うなら、白とは絹であり真綿であり、やや時代が下って紙であるか。白砂清祥とか。真珠、とか。あ、白鳥がいましたね、白い鳥か。銀もあるかも。

貝紫の話。「アッキ貝」を漢字で書かないのは、「悪鬼貝」って字面が悪いからなのかね、やはし。悪臭の話に突っ込んでくれると面白かったのに。色素の化学的構造が、インディゴに酷似していたかと記憶してますが。そういやインディゴも、元々は虫除けでしたね。
えっと、食用かたつむりは、い、いまいち。いやー、バターとかオリーブオイルとかの美味しそうな匂いがしてたらば、気にならなくなっちゃうかもしれないんだけど。

それにしても、絹が存在していたというのは、驚きですよ。B.C.3000年? 頭の中の文化年表がひっくり返る。しかもシースルーでセミヌードですよ! 色っぽくて、なかなか良い(いやその)。
ギリシア彫刻の衣装が、いかにも柔らかそうでちょっと疑問だったのですが、この時代に既に織物の技術はかなりのレベルに成熟していたのかもしれない。定説どおりの中国絹織物が入ってくるのは、どのくらいの時代になるのだろうか。

お風呂棺おけは、なんつーか、ちょっとギャグかとも思われがちですが。当然、真水なんですよね。そんで、沸かしているわけですよね。あの時代としては、大変贅沢な話だったのではないかとも思ったり。下水があるってことは、もちろん上水もかなりの技術レベルだったのではと思われるが。上下水道設備と言えばインダス文明の遺跡も有名だったと思うが、同時代で比較してみて、どうだったのかしらね。

つーことで。また色々と宿題が増えたような、ありゃ。

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