« うぃき | トップページ | ニコラス・マクファーソン »

2006年8月16日 (水)

超臨界流体

なんですか、それ、って感じですが。ちと面白かったので。

通常、物質は三つの状態、固体・液体・気体と変化しますが、これは温度と圧力によって決まりますね。といっても日常生活の中で圧力が一気圧から大きく異なる、という状況はまずありませんので、ま、温度によって決まるというのが私たちの認識でしょう。

そしてこの温度が臨界点、それぞれの物質に固有のラインを超えると、溶けるとか蒸発するとか、もしくは固体から直接気体に昇華するとか、そういう状態の変化を起すというのが、常識というものです。

ところがですな、これにさらに温度・圧力を加えると、液体とも気体とも区別しがたい、その両方の性質を併せ持つ「超臨界流体」というものに、化けるんだそうな。
気体のように動く力(=拡散性)と液体のように他のものを溶かし込む力(=溶解性)を持っている。水に金が溶けたりするんですってよ。ほえー、絶対零度で液体がコップから逃げ出したりするのと、おんなじ奇妙さですよ。映像とかで見てみたいっすね。

そんでこんな妙なことが、既に色々と実用化されているというのが、ちょっと凄いなと思って。人間てたくましいなあ。
サンプル溶かし込んで分離分析する、クロマトグラフィーのカタログで見つけた訳なんですがね、物質を溶かしやすいということはつまり分解しやすいということで、有害物質の分解とか、危険度の高い溶媒の代替品とか、色々と用途あるようですね。

で、でもね、こんなお高い機械は、うちの会社じゃ買えないんじゃないかと思うのよ。面白かったから真面目に聞いちゃったけど、別に買うって訳じゃないのよ、おーい、営業さーん。

 

超臨界流体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

超臨界流体(ちょうりんかいりゅうたい, supercritical fluid)とは、臨界点以上の温度・圧力下においた物質の状態のこと。気体の拡散性と、液体の溶解性を持つ。

用途

超臨界流体としてよく使用される物質は、水と二酸化炭素である。

超臨界流体の水は金でさえ溶解し、安定な物質であるセルロースやダイオキシンも超臨界水中では分解するといわれている。

また、超臨界状態の二酸化炭素は、様々な物質をよく溶解する。目的物を溶解した超臨界二酸化炭素を臨界点以下にすると、二酸化炭素は気化して飛散するので、後には溶質のみが残る。飛散した二酸化炭素は回収して再利用が可能である。このプロセスは実際にコーヒーの脱カフェインなどに使用されている。

以上のように、超臨界流体を使用したプロセスは従来の重金属や強酸などの触媒を使ったプロセスや可燃性や毒性のある溶媒をこのプロセスに置き換えることで、環境に対する影響を低減させる特徴を持つ。そのため、グリーンサスティナブルケミストリーの視点から注目を集めている。

関連項目

固体 - 液体 - 気体 - 蒸気 - プラズマ 融点 - 沸点 - 三重点 - 昇華 - 臨界点

超臨界流体. (2006, 2月 8). Wikipedia, . Retrieved 07:49, 8月 16, 2006 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E8%B6%85%E8%87%A8%E7%95%8C%E6%B5%81%E4%BD%93&oldid=4475997.

|

« うぃき | トップページ | ニコラス・マクファーソン »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 超臨界流体:

« うぃき | トップページ | ニコラス・マクファーソン »